年賀状じまいの文例:年齢・高齢を理由にするとき
更新日:2026/11/01
年齢を理由にした年賀状じまいは、もっとも受け入れられやすい形です。ただし書き方によっては「体調が悪いのでは」と心配をかけるので、元気に暮らしていることも伝わる言い方を選びましょう。
この文面ではがきを作る(無料)相手や言葉づかいを選び直せます。PDF・画像で保存こんな方・こんなときに
- 70代・80代で、年賀状を書くのが負担になってきた方
- 高齢の親に代わって年賀状じまいのはがきを用意するご家族
書くときのポイント
- 「年齢を重ねてまいりましたので」「寄る年波を感じるようになり」は、健康不安を強調しすぎない言い方です。
- 「筆を執ることも難しく」は、手書きが負担になっていることを率直に伝えたいときに。
- ご家族が代わりに用意する場合も、差出人は本人の名前にします。家族が連名にするなら「一同」ではなく名前を並べます。
- 文字が小さいと読みにくいので、はがきの文面は短めにすると、相手(同世代)にも読みやすくなります。
文例
はがきでは句読点を使わず空白で区切るのが一般的なので、そのままの形で載せています。「〇〇」にはお名前が入ります。
文例1:もっとも標準的な文例
謹賀新年
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り 誠にありがとうございました
さて 私も年齢を重ねてまいりましたので 誠に勝手ながら 年始のご挨拶状は本年をもちまして控えさせていただくことにいたしました
今後とも変わらぬご厚誼のほど よろしくお願い申し上げます 皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
令和九年 元旦
ここがポイント理由を一言で済ませ、「誠に勝手ながら」で配慮を示しています。目上・親戚・友人のどれにも使えます。
この文例ではがきを作る →文例2:手書きが難しくなったことを伝える
謹んで新春のお慶びを申し上げます
旧年中は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます
さて 高齢となり 筆を執ることも難しくなってまいりました
誠に勝手ではございますが 年賀状でのご挨拶は本年限りとさせていただきたく存じます
これまでのご厚情に深く感謝いたしますとともに 皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます
令和九年 元旦
ここがポイント「筆を執ることも難しく」と具体的に書くと、相手も無理に返事を書かなくてよいと受け取れます。
この文例ではがきを作る →文例3:身の回りの整理として(やわらかく)
新春のお慶びを申し上げます
いつも気にかけてくださり 本当にありがとうございます
さて 身の回りのことを少しずつ整理しております
その一つとして 年賀状は今年を最後にさせていただくことにしました
皆さんにとって良い一年になりますように
令和九年 元旦
ここがポイント「身の回りのことを少しずつ整理」は終活の一環であることを、重くならずに伝える言い方です。
この文例ではがきを作る →よくある間違い
- 「年賀状を終わりにします」「やめます」と書く → 年賀状では「終わる」は忌み言葉で、言い方もきつく聞こえます。「控えさせていただきます」「失礼させていただきます」にします。
- 一人で出すのに「一同」と書く → 「一同」は家族や会社など差出人が複数のときの言葉です。
- 「去年」と書く → 「去る」を連想させるため「昨年」「旧年」と書きます(ツールのチェックで自動修正できます)。
- 「一月元旦」と書く → 「元旦」は1月1日の朝のことなので重複です。「令和九年 元旦」とします。
ツールで文面を手直しすると、これらの間違いを自動でチェックします。
出す時期
年賀状じまいは、最後の年賀状に書いて元日に届けます。2027年の元日に届けるには2026年12月20日〜27日に投函します(2027年用から日本郵便の受付開始が12月20日、元日配達の差出目安が12月27日に変わりました)。19日以前に出すと通常の郵便として年内に届いてしまいます。
関連する文例
出典
確認日:2026/10/30。マナーは慣習であり、地域や家ごとに違いがあります。