年賀状じまいの文例:恩師(先生)へ
更新日:2026/11/01
恩師との年賀状は、卒業後何十年も続いていることが多く、先生にとっても教え子の近況を知る大切な便りです。やめるときはこれまでの感謝を厚めに伝えましょう。先生がご高齢の場合は、先生の負担を減らす意味もあります。
この文面ではがきを作る(無料)相手や言葉づかいを選び直せます。PDF・画像で保存こんな方・こんなときに
- 学生時代の担任・ゼミの先生・習い事の師匠など
- 先生がご高齢になり、年賀状のやりとりが負担になっていそうな方
書くときのポイント
- 文中では「先生には」「先生のご健康を」と、名前ではなく「先生」と呼びかけます。
- 賀詞は目上向けの「謹賀新年」など。結びは「今後とも変わらぬご指導のほど」が定番です。
- 先生ご自身が高齢で年賀状じまいを考えていそうな場合は、「先生もどうぞご負担なさいませんよう」と添えると気づかいが伝わります。
文例
はがきでは句読点を使わず空白で区切るのが一般的なので、そのままの形で載せています。「〇〇」にはお名前が入ります。
文例1:理由を書かずに丁寧に
謹賀新年
先生には旧年中も大変お世話になり 心より御礼申し上げます
さて 誠に勝手ながら 年始のご挨拶状は本年をもちまして控えさせていただくことにいたしました
先生のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます
令和九年 元旦
ここがポイント冒頭で「先生には旧年中も大変お世話になり」とお礼を述べ、結びで先生の健康を祈っています。やめる部分は1文だけで、感謝が中心の文面です。
この文例ではがきを作る →文例2:年齢を理由に
謹んで新春のお慶びを申し上げます
在学中より長年にわたり温かいご指導を賜り 深く感謝申し上げます
さて 高齢となり 筆を執ることも難しくなってまいりました
誠に勝手ではございますが 年賀状でのご挨拶は本年限りとさせていただきたく存じます
末筆ながら 先生のますますのご健勝をお祈り申し上げます
令和九年 元旦
ここがポイント「在学中より長年にわたり」と、長いお付き合いへの感謝を具体的に表しています。
この文例ではがきを作る →文例3:親しい先生へ(メールに切り替える)
新春のお慶びを申し上げます
先生には長いあいだ温かく見守っていただき 本当にありがとうございます
さて これからは年始のご挨拶をLINEやメールで送らせてもらおうと思います
年賀状は今年までとさせてください
先生のご健康を心よりお祈りしております
令和九年 元旦
ここがポイントゼミの先生など、普段からメールでやりとりがある先生に。年始の挨拶はメールで続けることを伝えています。
この文例ではがきを作る →よくある間違い
- 目上の方に「賀正」「迎春」など1〜2文字の賀詞を使う → 略式とされるので「謹賀新年」「謹んで新春のお慶びを申し上げます」にします。
- 「年賀状じまい」という言葉をそのまま書く → くだけた言い方です。目上の方には「年始のご挨拶状を控えさせていただく」が無難です。
- 「去年」と書く → 「去る」を連想させるため「昨年」「旧年」と書きます(ツールのチェックで自動修正できます)。
- 「年賀状を終わりにします」「やめます」と書く → 年賀状では「終わる」は忌み言葉で、言い方もきつく聞こえます。「控えさせていただきます」「失礼させていただきます」にします。
ツールで文面を手直しすると、これらの間違いを自動でチェックします。
出す時期
年賀状じまいは、最後の年賀状に書いて元日に届けます。2027年の元日に届けるには2026年12月20日〜27日に投函します(2027年用から日本郵便の受付開始が12月20日、元日配達の差出目安が12月27日に変わりました)。19日以前に出すと通常の郵便として年内に届いてしまいます。
関連する文例
出典
確認日:2026/10/30。マナーは慣習であり、地域や家ごとに違いがあります。