喪中はがきの文例:父が亡くなったとき
更新日:2026/11/01
父を亡くした年は、年賀状のやりとりがある方へ「新年のご挨拶を控えます」とお知らせします。文面は短く、誰が・いつ・何歳で亡くなったかと、生前のお礼を伝えれば十分です。
この文面ではがきを作る(無料)相手や言葉づかいを選び直せます。PDF・画像で保存こんな方・こんなときに
- 本年(2026年)にお父様を亡くされた方
- 年賀状をやりとりしている方に、年が明ける前にお知らせしたい方
- 夫婦連名で出すが、亡くなったのは夫(または妻)の父という方 → 義父母の場合を参照
書くときのポイント
- 続柄は差出人から見て「父」と書きます。名前を添えるなら「父 〇〇」と下の名前またはフルネームで。
- 年齢は「八十八歳にて」のように漢数字で書きます。「享年八十八」は本来数え年の言い方で、満年齢なら「〇歳にて」が無難です。
- 亡くなった月を入れると、相手が「いつのことか」を把握しやすくなります(例:本年十一月に)。
- 父の仕事関係の方など、自分とは面識の薄い方には出さなくても構いません。迷う場合は年賀状をやりとりしている方を基準にします。
文例
はがきでは句読点を使わず空白で区切るのが一般的なので、そのままの形で載せています。「〇〇」にはお名前が入ります。
文例1:目上の方・職場の方へ(いちばん標準的)
喪中につき年末年始のご挨拶を
ご遠慮申し上げます
本年十一月に父 〇〇が八十八歳にて永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に 心より御礼申し上げます
明年も変わらぬご厚誼のほど よろしくお願い申し上げます
令和八年 十一月
ここがポイント「永眠いたしました」と「本年中に賜りましたご厚情」の組み合わせは、喪中はがきでもっとも一般的な形です。見出しの「年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」で用件がすぐ伝わります。
この文例ではがきを作る →文例2:親戚へ(やわらかい言い方)
喪中につき新年のご挨拶を
控えさせていただきます
本年六月に父 〇〇が七十九歳にて亡くなりました
生前のご厚情に 心より感謝いたします
来年もどうぞよろしくお願いします
令和八年 十一月
ここがポイント親戚は事情をご存じのことも多いので、「亡くなりました」と平易に書き、生前のお礼を一言添えています。葬儀に来てくださった方にも使えます。
この文例ではがきを作る →文例3:友人へ(名前・年齢を書かない)
喪中につき新年のご挨拶を
失礼させていただきます
本年三月に父が他界いたしました
生前に賜りましたご厚情に 深く感謝申し上げます
皆様が良き新年をお迎えになられますよう お祈り申し上げます
令和八年 十一月
ここがポイント名前や年齢は必須ではありません。友人あてなら「父が他界いたしました」だけでも失礼になりません。
この文例ではがきを作る →よくある間違い
- 「おめでとう」「賀」「迎春」などのお祝いの言葉を使う → 喪中はがきでは使いません。
- 「重ね重ね」「たびたび」「ますます」などの重ね言葉を使う → 不幸が重なることを連想させるので喪中はがきでは避けます。
- 結婚・出産・転居などの近況を書き添える → 喪中はがきは年賀欠礼のお知らせなので近況は書きません。お知らせは寒中見舞いで伝えます。
- 年賀はがきを使う → 喪中はがき・寒中見舞いは通常はがきに書きます。
ツールで文面を手直しすると、これらの間違いを自動でチェックします。
出す時期
喪中はがきは、相手が年賀状の準備を始める前の11月中旬〜12月上旬に届くように出します。12月中旬以降に不幸があった場合や間に合わなかった場合は、年賀状をいただいた方へ松の内明け(1月8日〜)に寒中見舞いでお知らせします。はがきは年賀はがきではなく通常はがき(85円)を使います。
関連する文例
出典
確認日:2026/10/30。マナーは慣習であり、地域や家ごとに違いがあります。