喪中はがきの文例:母が亡くなったとき
更新日:2026/11/01
母を亡くした年の喪中はがきは、母の友人関係にも出すかどうかで迷う方が多いようです。基本は「自分が年賀状をやりとりしている相手」に、自分の名前で出します。
この文面ではがきを作る(無料)相手や言葉づかいを選び直せます。PDF・画像で保存こんな方・こんなときに
- 本年お母様を亡くされた方
- 父(亡くなった母の配偶者)が健在で、父の年賀状の相手にもお知らせしたい方
書くときのポイント
- 自分の名前で出すなら続柄は「母」。父の名前で出すはがきでは、父から見た続柄の「妻」になります。同じ文面を家族で使い回すときは続柄に注意しましょう。
- 母の交友関係(母あてに年賀状をくれていた方)へは、年賀状の差出人を見て家族がお知らせするケースもあります。その場合は「母 〇〇が本年〇月に永眠いたしました 生前のご厚誼に感謝申し上げます」のように、母の代わりに家族が出すことがわかる書き方にします。
- 恩師や目上の方には「他界いたしました」「永眠いたしました」、親しい方には「亡くなりました」でも構いません。
文例
はがきでは句読点を使わず空白で区切るのが一般的なので、そのままの形で載せています。「〇〇」にはお名前が入ります。
文例1:目上の方へ
喪中につき新年のご挨拶を
失礼させていただきます
本年九月に母 〇〇が八十四歳にて他界いたしました
生前に賜りましたご厚情に 深く感謝申し上げます
皆様が良き新年をお迎えになられますよう 心よりお祈り申し上げます
令和八年 十一月
ここがポイント「他界いたしました」と「生前に賜りましたご厚情」で、母がお世話になったことへの感謝も込められます。結びの「良き新年をお迎えに」は相手を気づかう定番の言い方です。
この文例ではがきを作る →文例2:恩師へ
喪中につき年末年始のご挨拶を
ご遠慮申し上げます
本年二月に母が九十歳にて永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に 心より御礼申し上げます
明年も変わらぬご指導のほど よろしくお願い申し上げます
令和八年 十一月
ここがポイント結びを「明年も変わらぬご指導のほど」にして、先生とのお付き合いがこれからも続くことを伝えています。
この文例ではがきを作る →文例3:友人へ(やわらかく)
喪中のため新年のご挨拶を
失礼いたします
本年五月に母が旅立ちました
これまで温かいお心遣いをいただき 本当にありがとうございました
どうぞ良い新年を迎えてください
令和八年 十一月
ここがポイント「旅立ちました」はやわらかい表現で、親しい相手向けです。目上の方には「永眠いたしました」の方が無難です。
この文例ではがきを作る →よくある間違い
- 「おめでとう」「賀」「迎春」などのお祝いの言葉を使う → 喪中はがきでは使いません。
- 「重ね重ね」「たびたび」「ますます」などの重ね言葉を使う → 不幸が重なることを連想させるので喪中はがきでは避けます。
- 「拝啓」「敬具」を付ける → 喪中はがきには頭語・結語は付けないのが一般的です。
- 句読点(、。)を入れる → 改まった挨拶状では使わない慣習があります。使っても誤りではありませんが、空白や改行で区切るとすっきりします。
ツールで文面を手直しすると、これらの間違いを自動でチェックします。
出す時期
喪中はがきは、相手が年賀状の準備を始める前の11月中旬〜12月上旬に届くように出します。12月中旬以降に不幸があった場合や間に合わなかった場合は、年賀状をいただいた方へ松の内明け(1月8日〜)に寒中見舞いでお知らせします。はがきは年賀はがきではなく通常はがき(85円)を使います。
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出典
確認日:2026/10/30。マナーは慣習であり、地域や家ごとに違いがあります。